「NISMOパーツの値段が高騰してます!」
「シルビア、スカイラインの純正部品が続々廃盤でこまってます!」
というご相談が急増中。
まだまだ現役イメージ。
純正部品が製造廃止なんて「まさか」って感覚。
S15、R34と同世代のS2000なんて新車イメージ。
ワタシも含めてそういう感覚の業界人は結構多いと思います。
けれど3UPさんでも、数年前から懸念されていたことでした。
「チューニングメニューが8割だったのに、今はレストア作業が8割という感覚です」
冷静に考えれば、十分くたびれている年式。
岡崎さんのブログを拝見しても、大半がレストア作業。
(作業風景より、ギンちゃんのドッグランと、釣り話が圧倒的に多いですが)
レストアするにも部品が無ければどうにもなりません。
ということで、R34スカイラインをお預かりして、いくつか部品を開発中。
その一つ、RB25DET用エキマニの量産品がいよいよ発売直前。
3UPさんからの指示を受けての製作。
対応タービンや取り付け時の注意点は、3UPさんが把握しておられます。
価格は今月判明。
一桁万円に収まることを祈っております。
SR20のNAエンジン用マニも発売間近。
こちらも3UPさんの企画。
「最近、NAシルビアのユーザーが急増しているんです」
三上さんの息子さんもS15NAでドリフトを始めました。
「ターボエンジンはレアで高額。かといってNAエンジンのターボ化には問題が多い」
今の若い人たちが、無理せず楽しめるものを、というコンセプト。
この動画は試作品Ver1、高回転型4-1仕様。
視聴していただければわかりますが、満足して、大はしゃぎしてたんです。
ところがいつものちゃぶ台返し…
「あれも良いんですけど、4-2-1のトルク型のほうも試してみたいな~」
ということで手前の4-1のあと、奥にある新型4-2-1を製作する羽目に…
まあ、結果的に良いものができたのですが…
作るほうも大変(汗)
仕方無い…
この笑顔に騙されるんです。
こちらも値段は今月判明。
若いユーザーのために、できるだけ安くなるよう善処いたします。
なお、初回ロットはテスト販売品のため、ごく少量生産。
シルビア、スカイラインの45mm調整ロアアーム。
SR20DET用トップフィードインジェクターキット。
その他、さまざまなパーツが発売に向けて準備中。
ご期待ください。
今月後半は関東出張を予定していました。
上記エキマニ、インジェクターキット、スパルコ車検対応化など重要案件が溜まっています。
昨年末から2回延期となり、さらにこのタイミングで関西での感染者増大。
感染者数を抑制できていたはずの関東ではE484Kという特殊なウイルスの拡大報道。
ワクチンが効きにくく、若いヒトにも感染しやすい。
しかもスクリーニングで引っかかりにくいという未知のもの。
関西、関東同時に問題が発生しており、延期やむなしといった状況。
とはいっても新商品発売の準備に支障が出かねない。
地を這ってでも行かねばならないところ…
新商品を一つでも多くリリースし、アフターパーツ業界を盛り上げる。
そして日本の自動車文化の前進に僅かでも寄与したい…
リモートだけでは真の商品開発のための打ち合わせは出来ない。
数字のやりとりだけでは語りつくせないものがあるのです。
彼ならこの熱い想いを受け止めてくれるはず。
エキマニはなかなか大変ですよねぇ〜
でもあきらかに音(コレ大事)とフィーリングに変化出るから入れたほうが絶対いい!
ただ断熱と割れを気にしないといけないのがやはり社外のデメリットですが…
医療関係備品を運んでる身としては自粛解除なんてまだまだ先ですよ…
極力、納品行っても外部とは接点取らないようにしてます。
デッキバンさま
相変わらずチェック部分が鋭い!
国内有名排気パーツブランドが、ターボマニの発売を頑なに拒んでいる理由がおっしゃるとおり割れ問題。
純正鋳物でも経年劣化にしては早い段階で割れる。
パイピングならなおさら高リスク。
ユーザー様のご理解も重要な部分で、エキマニを交換するレベルになると大半が低車高。
駐車の際に軽くでもマフラーを輪留めなどでヒットさせただけで、かなりのダメージがエキマニまで伝わることをご存知無いケースも多い。
クレームの恐怖から、多くのメーカーがターボマニの製造をどんどんやめてしまった現状。
20年以上前に発売を開始したSR20DETとAE86用は、根気良く改良を続けてまいりました。
蓄積したノウハウのお陰で「ちょっと高いけど割れにくい」という評価をいただけるようになりました。
海外の提携工場なのですが、根気良く「改善」に付き合ってくれたことに感謝しています、
(海外の工場の大半は、日本人のしつこいクレームと改善要求を嫌うので)
その工場は現在、日本のとある自動車メーカーの純正排気部品とそのワークス用スポーツパーツを供給。
今となっては先方からも「日本ユーザーの厳しい声」に感謝されております。
まさか医療系備品の運送に関わっておられたとは!
色んなリアルな情報を耳にされたうえで、「まだまだ先」ということなんですね。
残念ながら、今年3回目の延期ですが、すしざんまい、諦めることにします(泣)